猫じゃないんですが・・。
デイサービスの送迎をしているので、皆さんのお宅のペット君に出会う機会もたくさんありまして。
ラッキーちゃんはかなりの高齢犬のようです。玄関の脇のフェンスの向こうにおうちがあって、中から来訪者を見ています。
かわいいので、毎度「ラッキ~、おいでおいで~」と呼びますが、チラッとこちらを見て、知らん顔しています。めげずに呼びますが、ご老体のせいか、動こうともしません。
なのに、お家の中からNさんが出てくる気配を察知するや、しっぽを振り振りいそいそと出てくるじゃありませんか!なんて可愛い子なんでしょう!そしてけなげな子でしょう。
Nさんのほうは、最近ちょっと年齢なりのボケが入ってきて、ラッキーのことはあんまり気にかけていない風です。それでもラッキーは一生懸命しっぽを振って、毎度Nさんをお見送りするのです。
二人は、一緒に年をとってきたんでしょう。どちらかが先に、召される日が来るわけですが、あちらでも仲良く、一緒に暮らせると良いのにな、と思ってしまいます。
そういえば、飼い主より先に天に召されたペットは、虹の架け橋の向こう側で、飼い主が召される時には待っていてくれると聞いた事があります。
家のにゃん吉は、まだ9歳ですが、腎臓病になって2年経ちます。腎臓病食を食べたりしていますが、寿命は短いことでしょう。もしも、先立ったとしても、虹の橋の向こうで待っていてくれると思います。
うん、きっと待っててくれるはずです。